...... 2003年 12月 02日 の日記 ......
■[ NO. 328 ]
はぴばすで
ハッピバスデトゥーミー
ハッピバスデトゥーミー
ハッピバスデディアオレサマア
ハッピバスデトゥーミー

もう何回歌ったか覚えてません(60分経過中)。

というわけで、ついに!三十路ライン突入しました。
憧れの三十路です。分相応の三十路です。
二十代のジャリとは違う、すてーたす三十路です。
十代から続くお子ちゃま時代とはおさらばです。

去年からの遠大な計画からすれば、今頃はハリウッドスターの仲間入りをして、ヴィトンや吉田カバンにオリジナルデザインを発注するセレヴになっているはずでありましたが、まあ、人生に誤差は憑き物でございます。中央線を脱出できただけでも良しとしましょう。


ああ、でも酔舎が恋しい。。。(笑)


本日(1日)は4日から公演がスタートする咲良舎『金狼』の稽古&打ち合わせが23時後半に終了し、結局、一人っきりで誕生日の日付変更線を越えてしまったのであります。

それは二十歳の誕生日ととっても同じ匂いがしていました。そう、二十歳のそれは、ものすごい孤独の中で過ごしたんですな。今では読むことがとても恐ろしいダイアリーには、その瞬間の心持ちが描かれているはず。グシャグシャグシャ。生きるか死ぬか、Do or Die。そんな気分でした。

その時は、まさか三十歳の誕生日もこんな孤独の中で過ごすとは思っていませんでした。油断大敵ですね。人生は同じことの繰り返しです。なんて。
でも、素敵なプレゼントも用意されていましたよ。
昔からお慕い申し上げていた先輩から久しぶりの連絡が。やはり、昔の僕を知っている人から「頑張ってるねえ」なんて言われると、重みがあるもんだ。。。


さて、明後日に迫った公演日だけど。。。


やっぱり音響の理想形とは、全く音を出さないことなのではないでしょうか?? 極論ですが。
音は、人の心の奥底から聴こえてくるものです。
心のヒダとヒダの間にたまった感動が共鳴して空気を振動させるのです。
その音を、スピーカーから出す音で代弁してしまうなんて、傲慢の極みだと思うのです。
人は、ある風景を眺めたときに、既に音、引いては音楽を感じているはずなのです。
願わくば、そのような音を、何らかの形ですくい上げたいと思うのです。

とりあえず、今はそれが出来ないから、スピーカーから音を出してみてます。

まだまだ成長過程の三十路な僕を観に、劇場まで足を運んでみてくださいな。ではっ。


...... 2003年 12月 09日 の日記 ......
■[ NO. 329 ] ぴーかん
こういうのもどうかと思うが
公演が終わり、ようやくストップしていたフリーの仕事に手が回るようになった。ちょっと休めよ、オマエ! とも思いつつ、約束を果たさないのはプライドが許さないので、頑張る。

なんて思いつつ、ワインをグワグワ飲みながらホームページを作ってるんだが、無性にチーズを食いたくなって、某"逝キ印"のカマンベールチーズを口に入れてみた。


をぅっ!!



こ、この鼻につく衝撃は、どこかで嗅いだ匂い…。


しかも相当馴染みのある… そう、それは





精液のかほりっ!!



いや、酔っ払ってるせいもあろうが、何度嗅いでも精液の匂いだ(俺限定)。
何だか生きてるのが嫌になってくる真夜中(三十路)である。


...... 2003年 12月 13日 の日記 ......
■[ NO. 330 ] ぴーかん
邂逅
恐らくは(年齢的に)ここ数年は無いであろう結婚パーティーに顔を出した後、無性にマティーニが飲みたくなって地元のバーに初めて顔を出した。そこは昼間は古着屋で、夜はバーという風変わりな店だ。

そこで久しぶりに印象的な邂逅を果たしたのでちょっと書こうと思う。

出会った人物は、昨日日本に着いたばかりのイギリス人で、名前をマーカスという。マーカスは音楽中心のCMディレクターで、本当は台東区にあるホテルに泊まりかったそうだが、空いていないという理由で何でか武蔵小山に流れ着いてしまったそうなんである。

手がける音楽はヒップホップが中心らしいが、その他のジャンルにも詳しく、色々な話ができた。まあ、芝居の音楽とかね。

でもまあ、本題は音楽ではなく、やはり戦争の話題になってしまった。何と言っても、今の僕の最大の関心はイラク派兵の是非である。戦争が続く限り、音楽や芝居で何を言ったって意味が無いと思うんである。

マーカスにはまず、日本のマスメディアの論調が、第二次世界大戦前夜よろしく一方向に向かっていき、息苦しくなっていることを伝えた。それを僕は憂いている、と。

また、テロの背景に、石油利権を奪い合う坊ちゃん同士の争いがあることを伝えることなく、「平和を奪われた苦しみ」を主張するアメリカに同調する日本政府を憎んでいることも伝えた。そこには小学生でも分かるような論理のすり替えがある。っていうか、どこ行ったんだよ「生物化学兵器」。

結論から言えば、奇しくもマーカスが獲得している情報というか感覚は僕と全く一緒であり、寸分たがうことは無かった。また、イギリスのマスメディアの論調は、日本の派兵に少なからず同情的であり、アメリカの石油利権保守のための派兵とは異なっているという風に伝えられていることが確認でき、安心した。

そこで更に面白かったのは、間に居た元米兵を夫に持つ日本人女性の見解だ。彼女の見解はアメリカの主張そのものであったのだ。

「民主主義のために世界の誰かが立ち上がらなければならない。そして立ち上がったのがアメリカだ」と。

もちろん彼女は僕とマーカスが語っていた内容を理解していて、それでも尚、夫の立場を擁護せざるを得ない立場から、上記の見解を語ってくれたのだ。それを話すときの彼女の表情は、とても複雑だった。恥ずかしさと、自信と、高慢さ。そして、疑問の混在。それはとてもデリケートな話題なので、僕の立場からその見解を否定することはできないし、肯定することもできないことだった。


ともかく僕は、今の日本政府のやり口に日本人の全てが賛同している訳ではないことを誰かに伝えたかった。金が全てを支配する世界を、誰も望んではいないのだ、ってね。そんな中、意図せずしてイギリスのアーティストと日本人と、この問題について話し合うことができたのは幸いだったと思う。


ああ、酔っ払ってるからうまくまとまらないや。

とりあえずマーカスはPRIDE好きで、富士山に登りたがっているナイスガイであった。


...... 2003年 12月 14日 の日記 ......
■[ NO. 331 ] ぴーかん
デフラグ
ブタが転んだ日。
ブタが笑った日。
ブタブタブタ。

さよならキック。

青のハネムーン。

鋼鉄ペプシ。

呪い植物。

致命傷×3。

いやだな日和。

タイアド侍。

サニーデイサンデーサン。

暗闇モーニング。

ストーブロボ。

バニラフルーツ。

人体ストーブ。

痴呆テレビ。

雪見の向こうへ。

嘘つきカップル。

ファルセットラブ。

哀しい夕焼けを見ていないな。

明け方ワンカップ。

オレンジワイン。

カットキルドローン。

電磁波ブルース。

嘘つきは幸せの始まり。

正直ダイス。

十二面体の未来にキミは微笑みかけるのか?。

ブラックラックドラック。

話そうと思うんだけれど、も。

海抜300m。

ストリングスマイル。
キミの笑顔は、
7度上の音階を鳴らしながら、
減衰するよ。

唇から赤い血。

うずまき。

ロジックロジックロジック。

ハートオンハート。

夕方、5時。


おやすみなさい。


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