...... 2003年 8月 01日 の日記 ......
■[ NO. 310 ] 曇り
伝言板に
sakuraさんの書き込みのお返事
No.29『病について』を書きました。

とってもグルグルグルーっとしてしまいましたが、
僕の考えている大筋は、そんな感じです。

伝言板


...... 2003年 8月 02日 の日記 ......
■[ NO. 312 ] ぴーかん
combo piano
夏祭りの夜、
光に誘われる羽虫のように
江戸川橋にあるアップリンク・ギャラリーに向かった。

そこは居心地の良いカフェで、渋谷のファクトリーとはまた違った明るさがあった。とはいえ、ファクトリーに行ったのはかれこれ7,8年前なので、今はどうなっているかは分からないのだけど。

開催されるのは、
『すべては夜から生まれる』DVD発売イベント
で、ComboPiano氏のライブが同時に開催されるというものだった。

実際、DVDがプロジェクターで流れている手前でDJ2人がターンテーブルを回して、合間にComboPiano氏が電子ピアノでLIVE、という構成だったのだが、DJの内の一人が全く酷いもんで、ボリュームやEQのバランスがひどく耳障りだった。

がしかし、ComboPiano氏の1曲は非常に良かった。テンポディレイを使ってパンを左右に振り分け、かなり広い音像と一定しないリズムを作り出していた。印象としては、ケチャやジェゴグに近い感じで、「持っていかれる感」が心地良かった。

全体の印象は、まあ、浴衣を着て近所で気軽にLIVEというテンションだったので(実際に浴衣を着ていた訳ではありません。あしからず)、ガトゥンとは来ませんでしたが、良いライブでした。


一方、イベントの本筋である映像はというと、セリフをOFFにしていたために内容はほとんど分からず仕舞いだったけど、そんなことにはお構い無しのとても高いクオリティーだったように思います。

光と構図をいやらしい位考え抜きました、…という印象を受けました。それが実際、音やセリフ付きで再生されたとき、薄まるのか、いやらしさが増すのかは分かりませんが…。

機会があればご覧あれ。というか、観たい。


...... 2003年 8月 03日 の日記 ......
■[ NO. 314 ] 曇り
eight beater
カンカン照りの空。すっかり梅雨明けですわな。

夏といえば…なんだろうな?
 ロマンス!…でもないなあ。春のほうが恋したい。
 海!だねえ。
 焼肉!…なんでか。
 山!これかなりそうね。うん。山。行ってねえな。最近。
 夜!何だかもう、むやみに。夜!
 ビール!何だかもう、当たり前のようにね。
と、いう訳で。

世間的には(僕の周り的には)夏といえばロック!ってなことで、行ってきました。サマーソニック

いやあ、こっちで夏のロックフェスって実は初めてかも。忘れもしない14の夏、某ソニーエリクソン氏と行った『ロックシティーサーキット』でザ・レッズとレピッシュとバービーボーイズ観て以来か? 未だに色々トラウマだけど(笑)。

実際あんまり好きじゃないんだよね、1回で一杯楽しむっつうのは。

AVで言えば(言うなって?)、女教師総集編!みたいな、一人の女優のカラミが7,8分で、全部で10人分くらい目一杯収録されているヤツ。何だかストーリーが無いから、もう後半はただの肉のぶつかり合い。もう何の先生だか生徒だかわからねえっつうの。

つうわけで、一人一人ジックリ堪能したい派なんですな。


んでもまー、今回はTHE STROKESとRADIOHEADが来るっつうことで、1万3千円奮発しましょーってなことにしました。

しかしまー、どこ見ても人、人、人。うっざー。ってまあ、夏フェスだもんね、しょうがないね。という訳でオッサンは千葉マリンスタジアムの内野スタンドでロック観戦を決め込むのでありました。

いやしかし、ストロークス! これ良かったあ。
その前のステレオフォニックスも素晴らしかったんだけど、やっぱり潔さっていう点でストロークス!でした。

1曲2分、怒涛のエイトビート。どこを切ってもエイトビート。あらあらあらあらのダウンピッキング。そういう意味ではバンド始めたばかりの小僧っこでも出来なくは無い(あのクオリティーでは絶対出来ないけど)んだけど、異常に曲のセンスが良いんですなあ。しかもバンドとしてしっかりまとまっている印象を受けた。

いや、ロックもなかなかいいじゃない!と久しぶりに思いました。


トリのレディオヘッドが登場する頃には、作り物みたいな三日月が空に現れ、何だかもう、それだけでスゴイ感じだった。

レディオヘッドはOKコンピューターのツアーで観て以来だから、5,6年ぶりになるんだけど、バンドとしてのまとまり具合がすごく良くなったなあ、と思った。
ただ、新曲系が野外フェスには相応しくないというか、ほとんどが尻ツボミで、余り印象に残らなかったのが残念。

RADIOHEADを聴きまくっていた95〜98年の記憶を辿るほどセンチメンタルでは無かったから、涙は出なかったけど、bendsやらmy iron lungやらOK COMPUTERやら、あげくの果てにはcreepをやられた日には、とても胸が熱くなりました。

んでも、芯の弱さを感じてしまうのは前回と変わらなかったなあ。まあ、そういうバンドなんだから良いのかもしらないけどね。


ラストに打ち上がった花火もキレイな、中々良いロックフェスでした。


...... 2003年 8月 07日 の日記 ......
■[ NO. 311 ] ぴーかん
まみむめも
2002年PC国内出荷台数シェア

NEC 21.4%
富士通 20.0%
ソニー 11.8%
デル 7.7%
東芝 7.5%
その他 31.6%



...... 2003年 8月 12日 の日記 ......
■[ NO. 315 ] 曇り
ビタミンって…
ビオチンチン

素人判断には気をつけないとなあ。
乱れた食生活、治さないといけませぬ。

再び反省。

鼻、耳、ノドの家庭療法


...... 2003年 8月 16日 の日記 ......
■[ NO. 316 ] 曇りのち雨
POINT
前書いたような記憶があるんだけど、コーネリアスの『POINT』は実に良いアルバムだ。嶺川貴子氏の影響を受けたであろう音のレイヤーの重ね方、音の緊張感と存在感…、どこを切り取っても無駄な音が一つも無い潔癖さ。こんなアルバムは一朝一夕に作れるもんじゃない。毎日毎日、いい音を聴いて、それを形にしてきた抜き身のすごさを感じる。

と、そんな『POINT』がDVDになりまして、中目黒のギャラリーで鑑賞会があったんですな。去年のJAM展で体験した5.1chサラウンドの素晴らしさは忘れられないもんだったんで、早速のぞいてみることに。

会場は20人入ればイッパイイッパイな狭さで、大き目のサラウンドシステムを期待していた僕はちょっと拍子抜け。

実際、DVDが再生されてスピーカーから出た音は、壁が石だったせいか反響しまくりで、定位がどこにあるのか分からず、折角の『POINT』の居合い切りみたいな音の緊張感が無くなってしまっていた。もうボエボエ〜みたいな感じ。

布張って結構デッド目にすれば、スピーカーからの出力だけで楽しめたと思うんだけどなあ。。。主催者側はそこら辺どう考えてたのかな??

cornelius


...... 2003年 8月 18日 の日記 ......
■[ NO. 319 ] ぴーかん
あひる
友人の芝居を王子小劇場に観に行った。
「あひるなんちゃら」という劇団の『預言者Mとその家来』というお芝居。

あひるなんちゃら >>

ゆる〜いテンポでユルユルと進行。ユルユルしたい時に、なんて。

今の自分には、やっぱり希望がある作品が必要だな、と思いました。な。


...... 2003年 8月 21日 の日記 ......
■[ NO. 321 ] 曇り
料理はやはり
青森から友人が上京してきた。
中学からだから、かれこれ15年の付き合いになる。
はあ、長生きしたもんですな。ゴホゴホッ。

でもまあ、ワガママな姉御なもんで、こちとら接待に追われるわけですな。今回は韓国料理をご所望ということで、仕事の合間にリサーチ。

と!

なんとまあ、アパートから徒歩2分の場所に、"日本一韓国料理が安い店"なるしょうろ苑を発見! これは行かねばなるまい、ということで、ブウブウ言う姉御を無視して、しょうろ苑に決定。

これまた近所に住む長年の盟友(?)というか幼馴染みのソニエリI氏はママチャリで駆けつける始末で、姉御の怒りに油を注いでいた訳ですが、差し出される韓国料理が結構なお味だったので、怒りも消滅。

そして〆は、サムゲタン1,300円!!
あり得ない値段に、スズメ大のもんが出てきたらどうしましょ?なんてハラハラしてた訳ですが、差し出されてビックリ、チャンとしたサムゲタンだったんですね。しかもキチンと煮込まれていて、口の中にまとわりつくコラーゲンのヌルミというか、コッテリさ加減はもう、ベリーグット。使える店ランキング入りでした。


とまあ、お料理的に満足したのはもちろんだったんだけど、やっぱり気心の知れている仲間と食べる料理の味は格別だね(やけに盛り上がっていた僕をI氏は心配していたみたいだけど…。うーん、確かに躁だったかも)。心の鎧をドサッと置いて、久しぶりに楽しい時間を過ごせた。


チン毛が生え始める頃のオイラを知ってるんだもんなあ。。。

小学生だった頃。

…今でもまだ、夕暮れ時の校庭や、階段の踊り場に差し込む秋の日差しや、石炭置き場の寒さや、校庭のスキー山でのスキーや、職員室前の長い廊下に掛けられた歴代校長の写真たちの不気味さ(笑)を覚えています。

大人ってなあ、一体何なんだろうな?


...... 2003年 8月 22日 の日記 ......
■[ NO. 322 ] ぴーかん
VILLA VILLA
これまたフラフラと誘われるままにVILLA VILLAを観に行って来た。

公演前に食べた赤坂ラーメンは今一つピンと来なかったのでリピートは無し。


そして赤坂ACTシアターへ。
入ってビックリ、なんとまあ壁一面が落書きだらけ。というのも、ACTシアターは今公演をもって取り壊しになるそうで、来場した人が自由に想いをつづれるような計らいになっていたのだ。いやはや、巧いのもあり、下手なのもあり、いやあ落書きっていいですね(若干シベ超風)。

しかあし。しかあしである。
ここから悪夢が始まるのでありんした。
向かったコインロッカールームには『更衣室&コインロッカー』の文字が。は?更衣室?入ってみると海パンに着替えている若者が…。

「いや、君ねえ、ここは海の家じゃないんだよ?つうか、夏はもう終わってるんだよ、少年」

なんて優しく伝えてあげようと思ったのも束の間、周りにいる連中のほとんどの足元が『ビーチサンダル』だっつうことに気が付いた!

「えっ? こ、これって明らかにオイラが間違ってるんでは??」

後から来たスーツ姿のお兄さんもおもむろにTシャツに早変わり。首からはタオルをぶら下げてる、ときたもんだ。

ようやく自分を取り戻す。
お気に入りシャツにお気に入りズボンにお気に入り革靴。
うわあっ。何だかすごく悪い予感がするよ、お母さん。

半泣きになりながら飛び出したロビーには、なんとまあ、水着ギャル! いやあ、生きてて良かったよ、おじさん。なんて思うのも束の間、やっぱりオイラは間違ってると確信。

「こっ、これは、相当なビシャビシャだ」

いや、全くの予習不足です、先生。なんつって、テスト当日に遠足の格好してきた超間抜けな学生みたいな気分になりながらも、ロビーのボルテージは上がってくる。何だかビックサンダーマウンテンに初めて乗る青森の田舎から出てきた小学生みたいな感じだ。

そして小さな空間へ誘導される小学生。

もうそこからはもう、あなた、もう、もう、ズブネレのビショビショのヌレヌレのヌチョヌチョですよ。
もう。全くもう。
ショーが終わって出てきた時にゃ、超巨大竜巻「VILLA VILLA」に直撃された難民ですよ。ゴミですよ、ゴミ。そのまま道に寝っ転がっていたら、生ゴミ回収車にそのまま持っていかれる勢いですよ。


いやまあ、内容は、往年の【天井桟敷】がエンタテイメント性を全面に押し出したらこんな感じになるのかな? って印象で(これ、イメージだけね)、結構楽しめた。でも、あれってやってる側がスーパー楽しい訳で、それに対する嫉妬(shit)の方が強かったなあ。あれですよ、あれ。お化け屋敷でお化け役の方が楽しいってヤツ。

あとはオープニングの光の使い方が想像を超えていて、とても参考になった。


しっかし、そんなゴミタメから出てきましたってな感じで乗った地下鉄はブルーだったなあ。。。
みなさん、予習は大事ですよ、予習はね。


...... 2003年 8月 30日 の日記 ......
■[ NO. 323 ] 曇り
input
大学時代の後輩の芝居を観に行った。
阿佐ヶ谷南京小僧

卒業してから飯野氏の芝居を観るのは初めてだったけど、頑張ってたなあ。オリジナルを作る、ってほんと大変だなって思う。


その足で渋谷パルコへ。
したらばカワイイ折り畳みチャリが半額で売ってるじゃありませんか!
エロティックデザインワークス
のエロチャリは前々から目をつけてたんだけど、重さと機能がネックになっていて二の足を踏んでた。
でもまあ、半額っていうんなら迷わず買い。
聞けば、パルコから撤退して五反田の本店のみで営業するんだそうな。つぶれないことを祈りつつ。
ちゅうことで、引越し後の生活アイテム揃えも半年過ぎていよいよ佳境に入ってきました♪


そして夜は渋谷PLUGへ山口由木ちゃんのライブを観に行く。
由木ちゃんは、7月の The Skyworks の芝居でテーマソングを一緒に作って歌ってくれた歌姫。富士ロックのアヴァロンステージに3年連続出演中のナニワねえちゃんだ。

観てて思ったことは、きっともっとこの人には相応しい歌があるんだろうな、ってこと。何だろうなあ? 個人を超えた場所と精神で歌って欲しい。そんな器の大きさがあると思う。
でもきっと本人は今は分かってないんだろうな、って。
その刺激のせいで、歌いたい熱がまた沸々と。
歌、歌えるのかなあ? 自分にしか出せない声。。。


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