必殺親孝行2日目に突入!! んまあ、何だかんだ言ったって20代最後。 孝行したいときに親はいず、なんてなったらシャレなんない。 そうさ! 大楽終わって疲れただなんて言ってられない。 こっちは孝行終わって千秋楽だぜっ! うぉおおおおっ!!!!
なんて言い聞かせてもねえ…。 連休中のディズニー系アトラクションに行くなんざ、自殺行為だよね、っていう思いがグールグル。 でもま、しょうがない。 何て言ったって、友人の結婚式ビンゴで当たったペアチケットあるし。
という訳で、万難を排してディズニーシーへ、親子三人で出発したのでありました。 合計147歳。はあ。
『舞浜〜、舞浜〜』
何だかニコニコワクワクな人たちに囲まれて、僕はとっても居心地が悪いのでしたなあ。ああ、みんなで共有するファンタジー。みんなの頭の中に共通して押された烙印。
それはネズミ…。何と言ってもネズミ。 チュウチュウーチュウー。 ネズミって毎晩やりまくってるんだよなあ。 ミッキーとミニーの間には何万人もの子孫がいるのだよなあ。 世界ネズミ化計画。 『ミッキマスミッキマスミッキミッキマス♪』 みんなで手をつないで踊りましょ。オゥエップ!!
ぬぁあああ、イカンイカン! ここは親孝行。いつものうがった視点は捨てなければ!
そして、ディズニーランド内を走るモノレールに乗ってみた。
『ンガングッ!!』
ヲイヲイヲイ、マドノカタチガミッキーダヨ…。 フラフラになりながら卒倒するのを防ぐべく吊り革を掴む。
『アベシッ!!』
ヲイヲイヲイ、ツリカワゼンブミッキーダヨ…。
『イタイイタイ、オカアサン、ココロガ、ココロガイタイヨー!!』 なんて泣き笑いで両親を見ると…。 既に目の形がミッキーマウスであった。
『お前はすでに死んでいるぅ』
胸に七つの傷を持つあの男は言った…。
あいあいあいあい、わっかりました、わっかりました。 やりゃいいんでしょ、やりゃ。 頑張るよ、俺、頑張るよ。 ミッキーとも握手するさ、ドナルドとだってダンス踊るさ。そういやグーフィー結構好きでしたよっ!!
という訳で、戦闘開始5分位で、負けました。 俺の脳みそ、ミッキー印。
でもま、何と言っても世界で一番成功しているエンターテイメントの一つですもんね。そのクオリティーを食わず嫌いを理由に体験しないのはホントもったいないと思うんですよね。つうわけで社会見学。
…気が付いたら
……22時ちょっと前。
結局閉園時間までいるじゃねえかよ、平均年齢50歳の方々よっ!! いや、バカじゃねえの?と思うくらい堪能しました(汗)。 メインアトラクション全制覇。 食べたもの=ギョウザドックのみ。 はあ、中学生か?
とまあ、反省は墓に入る前にするとして、ここでアトラクションランキーング!
第一位 ミスティックリズム
いやあ、これ25分位の上演時間なんだけど、3,500円の価値はありますね。生演奏のクオリティーも、役者の身体の動きも正にプロフェッショナルエンターテインメント。それを短い時間にギュッと凝縮していて、極上のシャンパンを飲んだような気分になりました。
第二位 マーメイドラグーンシアター
アトラクション全体が深海を表現していて、正に空中海底出現! 細部まで設計&デザインしたデザイナーさんに頭が下がります。そして、その竜宮城とでも言うような地下で展開されるのが「マーメイドラグーンシアター」。客席が海底で、海面の方を見上げる形でショーを見るっていう視点にまずノックアウト。そしてその装置のすごいことよ。いやあ、魔女はでかいわ、人魚はクルクル回ってるわ、ヒトデは恥ずかしいわという感じでツッコミドコロは満載なのですが、ともかく圧巻。
第三位以下は、ディズニーランドと特に変わった部分は無いので割愛しやす。いやほんと、メインのアトラクションは余り見る必要無いかも。
えと。多分どこかに書かれているんだとは思うけど、ブロードウェイ行った気になって、ミュージカルやショーを色々はしごしながら、ちょっとした気分転換にメインアトラクションを見る、ってのがディズニーシーの正しい楽しみ方だと思いました。
それで5,800円は安いと思います。はい。 ま、当分行かないとおもうけどね(笑)。 ご両親につきましては、良いメイドのミヤゲになったみたいです。良かった良かった。 |
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