...... 2001年 06月 02日 の日記 ......
■[ NO. 63 ] 晴れのち曇り
細野さん
おおっ。ETVで細野さんと小林克也が対談してるぞ。「増殖」の再来か?(笑)。何なんだ、この番組は? テレビブロス買っていない今、番組の予習ができないもんねえ。でも間に合って良かった。ふう。おっ、細野さんが宇多田ヒカルとベックを褒めとる。

細野晴臣・中沢新一共著の「観光」。これ、気になりますな。読まなくちゃならないね。「裸足で土の上を歩くだけで何かがわかる」。そう、そういう事なんだよね。

僕がテクノに対して一時期凄く拒絶反応を示していたのは、テクノが持つ無機質さが全く心に染み込んでこなかったからで、その頃はジョニ・ミッチェルとかニール・ヤングみたいな、すごくアコースティックなもんを聴いてた気がする。

でも、細野さんのデイジー・ワールド名義の作品とか、トータス、スクウェア・プッシャーなんかを聴くうちに、そんな先入観が取られて、だんだんと「有機的なテクノ」が判るようになった。もちろん、エイフェックス・ツインやオウテカも好きになった。そうやって音楽を聴いてみると、実は無機質なアコースティックが多いことに気付く。マスタリングのせいなんだろうが、アーティストの体温が伝わらない作品って多いと思いません? ま、そんなんはどうでもいいんで、放っときましょう。

んで、「歩く」ってことだけど、今日もまたまた終電を逃し(笑)、富士見ヶ丘〜吉祥寺を歩く羽目になっちまった。今回は酔っ払ってないんで、正確に時間と道順を追える。地図を見ると約4km。人の歩行速度は時速4kmだから、約1時間の散歩である。

オレンジ色の月を見ながら、随分と月を眺めていなかったことに気付かされた。

突然悪寒が襲ってきて、おかしいな、と思いながらしばらく歩くと、いきなり稲荷神社が出現したりした。もちろん、稲荷神社を過ぎてしばらくすると、悪寒はおさまった。不思議なもんである。でもま、ほんとに相性悪いんだろうね。

そういえば4年前の夏はよく、アパートから旧国分寺跡までの道を裸足で歩いた。アスファルトの熱を湧き水で冷まして、草むらに寝転ぶと、色んな音が頭の中で鳴り始めたもんである。そんなことを歩きながら思い出した。

人間の身体はとっても不思議で、色んなアンテナが張り巡らされている。そのアンテナを鈍らせないためにも、たまには終電を逃すのも悪くはないな、と思う今日この頃。とはいえ、現在28時。早く寝ろや、自分。


...... 2001年 06月 03日 の日記 ......
■[ NO. 67 ] ぴーかん
人妻
近頃、仲の良い女の子がみんな母親になっていくのよね。まあ、母親とはいかないまでも、結婚しちゃった子が多い。27ともなればそんなもんなんだよねえ、と意味もなく寂しくなったりして。

今日もそんな人妻(笑)に呼び出しをくらい、ご飯を食べることに。子供ができて、家族ができて。。。自分の夢を持っている彼女にとっては、それがちょっと重荷になってるみたいだった。子育て、家計、仕事、自分の夢。全部をうまくやろうとするのは大変だよねえ。

一つ、この頃思うのは、人間、誰かにメーワクをかけてナンボなんじゃないかな?って。もちろん、垂れ流しじゃなくって、やむを得ないメーワクだけど。それはその人の根っこの姿なんであって。人にメーワクをかけてナンボ、誰かのメーワクをどっしりと引き受けてナンボ。それが人と人をつなぐキーな気がするんです。

最近、誰かにメーワクかけてますか? みなさま。


...... 2001年 06月 04日 の日記 ......
■[ NO. 66 ] ぴーかん
エゴラッピン
いやはや、エゴラッピンがメジャーデビューしてしまった。これ、僕的に少なからずショックね。とは言え、ジュジュクナイプ名義の頃だから1年半前位に知ってただけなんだけど。

もうほんとに好きで、久しぶりに好きになって、友だちとかに勧めまくってたのだけど、これがメジャーデビュー。ついにみんなのものになってしまったのね。僕の全く更新されないMUSIC ROOMを飾ってるのはもちろん、エゴラッピン。ライブはかなり泣けますよ。ジュジュクナイプ名義のライブに行ったときはマジ泣きましたからね。

という訳で、みなさま、エゴラッピンを聴いて下さい。いや、聴かないで下さい。今回のアルバムはもちろん最高傑作だけど、SWING FOR JOY はこれ、本当にたまらないので、ぜひ御一聴を。


...... 2001年 06月 05日 の日記 ......
■[ NO. 68 ] 曇り
ローランド・カーク
FLYING POSTMAN PRESSっていうフリーペーパーが気になって、よくCD屋から持ち帰ったりするんだけど、その中のコラムに【MIO】ってシンガーのオススメアルバムがあった。

その中にローランド・カークの「THE INFLATED TEAR」があってビックリした。ローランド・カークって人はホント、変態というか、ミュージシャンっていうか、本物。

ボクは特にアルバムとか持ってないんだけど、友達にビデオを見せられた時があって、その映像がとにかくすごかった。彼は目が見えないんだけど、平気でサックスを2本口にくわえて吹いてたりする。んで、新宿コマ劇場よろしく客席を練り歩いたりするんだよね(付き人付きだったと思うけど)。もう、全身で音楽を楽しんでるっていうのが伝わってきて、見てるこっちもとっても幸せな気分になりました。

そんな彼を紹介してたMIOちゃんが他に紹介していたのは、
ジョルジ・ベン「AFRICA BRASIL」
もう、タイトルだけで聴きたくなるって感じよね。


...... 2001年 06月 06日 の日記 ......
■[ NO. 69 ] 曇りのち雨
ギター弾きの恋
ジャズピアノも弾くコピーライターさんから「絶対に見た方がいい」って教えられたのがウディ・アレンの最新作「ギター弾きの恋」。ジャンゴ・ラインハルトの恋を描いてるんだと。そういえばCD一枚持ってるか。。。

うっわ、ウディ・アレンってもう65歳なのねえ。驚き。あ、でも「アニー・ホール」しか観たことないや。これ、なかなかいいっすよ。んで、彼は「アニー・ホール」でアカデミー賞の監督・脚本・作品賞の三冠をとってるんだけど、その授賞式に「その日の夜はクラブのステージがあるから」って参加しなかったんだって。かっこいいね。

あああ、でも観にいく時間が無いもんねえ、って終わっちゃってんのかな?をぉっ!! 恵比寿ガーデンシネマでやってんじゃん! ムチャクチャ近いじゃん。
http://www.pia.co.jp/hot_cinema/cnm_theater_info.jsp
こりゃあ、行かなきゃな。あ、でも最終が19:10からなんて、絶望的だね。トホホ。



...... 2001年 06月 07日 の日記 ......
■[ NO. 70 ] 曇り
メイヤ
そう。連日音楽ネタばっかり書くわきゃないっすよ。今は原稿待ちの超ヒマな時間なんで、今まで空欄だった日にテキスト埋め込んでるだけっすよ。ああ、そうですよ、そうですよ。悪いスカ?悪いスよね(泣)。

それはそうと、メイヤ。スウェーデン出身の彼女に半ば強制的に出会わされたのは5年前。丸井新星堂で時給700円ポッキリっていう地獄的給料でバイト君をしてた頃だ。あああ、そういえばあの頃も風呂なしアパートに住んでたっけか。ちゅうか、時給700円じゃ、身体売るしかないっつうの。って売れる訳もない俺はどうやって暮らせっていうんじゃ(怒)。

あ、それはそうと、メイヤ。そういえばあの頃「カーディガンズ」がブレイクして、トーレ・ヨハンソンのタンバリンスタジオかどっかで原田知代もボニーピンクもレコーディングしてたっけ。世は一代スウェーデンブームだったんだよね。でも、スウェーデンといえば、アトミック・スウィングな訳ですよ。「カークラッシュインザブルー」ですよ。一発屋だった訳ですよ。といいつつ、2枚目の「ボサノヴァスワップミート」とか出してたけどね。ドアーズ+オマンチェな70年代+90年代=160年代っていうチープな未来模様が涙を誘った瞬間でした。彼は今ごろ何やってんだろうなあ……?

お、それはそうと、メイヤ。最近テレビで見てしまったんだが、ヤツはデブだってことが判明。すっかり歌声とジャケットに騙された。。。ちゅうか、矢井田瞳となんかデュエットすんなっつうのな。スパイラルライフ(車谷=エアー:笑)と対バンしたパワーオブドリームス位カッコ悪いぞ(涙)。


...... 2001年 06月 08日 の日記 ......
■[ NO. 71 ] 曇りのち雨
友だち
高校時代の友人からの電話。これ、すごいありがたいね。

同じ感性を持ってて、自分に無いものを持っていて、かつ、気心が知れている人が居る、ってことは、すごく奇跡に近いもんなんじゃないのかな? なんて思ってしまう。特に今日この頃は、ね。

同じ時間をゆっくり長く過ごす、なんてほんと、学生時代くらいしかできないことなんだね。さびしいね。


...... 2001年 06月 09日 の日記 ......
■[ NO. 72 ] 曇り
リンク集
6/9がロックの日だと教えてくれたのは盟友、ホーキッドだけど、もちろんつがいの若者にとっては、日頃の冷め切ったSEXライフに活を入れるべく、69に励まなければならんという大変な日でもある。本日夜半に発表された全国性生活向上委員会の統計調査によると、69に励んだつがいは4割を切る勢いで、イチローの打率を下回る恐れもあるそうである。

第2次世界大戦がヒトラーの貧しい性生活の腹いせに始まったというのは、ムー界隈では有名な話だが、デフレスパイラルによる失業増加で恐慌前夜のかほりがプンプン漂う昨今、日本が再び軍国主義に走らないためにも、老若男女はすべからく豊かなSEXライフに励まなければならないんである。


というわけでちょっと電波系なサイトコは、リンク部屋を初めていじってみました。基本的に僕が会社で使うものなんで(笑)、バラバラでございます。でもま、中には面白いモンもあるので、覗いてみて下さいな。

でも、僕の周りにもセックスレスカップルがかなり増殖中だということが判明しつつある今日この頃。そんなモンすかねえ??


...... 2001年 06月 18日 の日記 ......
■[ NO. 76 ] 曇り
smashing pumpkins
スマパン2枚目のアルバム。グランジ華やかりし1993年の大傑作だ。1曲目「天使のロック」のドラムロールで幕を開けた後は、全編に渡ってファズギターが圧倒的な迫力を持って響く。ジミーの抜群のテクを誇るマシンガンドラムが火を吹きまくる。その後のニューウェーヴ回帰によって消滅してしまう「ハードロック+サイケデリック」というスマパンサウンドが完成した瞬間である。3曲目「トゥデイ」、6曲目「武装解除」、8曲目「マヨネーズ」は必聴。惜しくも亡くなてしまったジェフ・バックリィが、ビデオ中でかけていたのがこのアルバム。サイトコの原点の一つでもある。ちゅうか、コピー(爆)。


...... 2001年 06月 19日 の日記 ......
■[ NO. 73 ] 曇り
くらむぼん
はっきり言って限界。
体力の限界→精神不安定→感動の枯渇
なんつう悪循環。
もはや何が何やら分からん。。。
っていうのにも結構無関心だったりする。

そんなボクの一筋の光明が
クラムボンの「サラウンド」
だったりするのだ。

激烈ポップチューン。
青春甘酸っぱ系。
高校時代に戻れますよ、これ。
衣替えの季節に
精神不安定期を迎える友人に。

もちろん、サウンドが良くなきゃ
聴く価値も無いんだけど、
そこは問題無いから安心してね。

前作「まちわび・まちさび」は名盤なので
そちらも合わせて勧めるよ。
あ、ちょっと暗くなるかも(笑)。


...... 2001年 06月 20日 の日記 ......
■[ NO. 74 ] 曇りのち雨
rain
毎日、雨、雨、雨。

ボクは雨の日によく出歩くっていう変なクセがあるんだけど、こんだけ毎日雨が降ると、やっぱり出歩きたくなくなっちゃう。そうはいっても家に居てもジメジメしてるから必然的に気が滅入ってしまうんだけど。

そんな日にはビートルズの「レイン」でも聴いて気を紛らわそう、なんて思うのだけど、あれはやっぱり夏の夕立の時の曲な気がしてしまう。

そうすると、やっぱりディレイバリバリのU2とかキッチンズ・オブ・ディスティンクションなんか聴きたくなってしまうのだよな。

それはそうと、吉祥寺のブックス・ルーエ。いつ行ってもビートルズをかけるのだけはやめて欲しい(泣)。ビートルズはBGMにはならんのだよ、おい。本買う気も失せるっつうの。家でゆっくり聴きたいっつうの(怒)


...... 2001年 06月 21日 の日記 ......
■[ NO. 75 ] 曇り
……
大阪で起こった小学校乱入殺人事件

……

いったい なんなんだろうか
あたまのなかが かんがえることを きょぜつする

犯人の陰にちらつく 学校教育のケッカン
でも 体制を作るのは 同じニンゲンだよ
どこかで だれかが ほっぽって ふたをしておいたもんが
ふはいして はっかして ばくはつしてる

かれは こころから わらったことが あったのかな


...... 2001年 06月 22日 の日記 ......
■[ NO. 77 ] 曇りのち雨
締め切り
本日、原稿締切。。。(泣)

ちーっともアイデアがうかばん。資料を調べりゃいいって訳でもないからなあ。知識をフル活用して、ストーリーを組み上げていく。いやあ、ドラマとか芝居の脚本書いてる皆様、お疲れさまです。こっちはマンガ4ページでギャフンですよ。こういう作業はやっぱり若い頃からやっておくべきだったなあ。脳みその中にそんな思考回路が育ってないよ。まあ幸い、曲作る回路はあるんだけどねえ。。。

で、先週土曜に、前回ストーリーを書いたパンフが出来上がって来ました。いやあ、何だか恥ずかしいね(笑)。でも、自分が作ったモンなんて忘れちゃってるんで、何だか他人が作ったストーリーとかネタみたいね。まあ、可も不可もなく。それほど恥ずかしいモンでもないでしょ。ちょっとオレ臭かおるけど。

さてはて、とりあえず頑張りますか。


...... 2001年 06月 22日 の日記 ......
■[ NO. 78 ] 曇り
現実逃避
 平日の昼に一人っきりでパスタを茹でていると、必ず戻っていくシーンがある。そこに感じるのは、ひどく甘酸っぱい、幸せだった頃の空気。幸せというか、可能性にあふれていた頃の空気だ。そこにはウィスキーがあって、タバコがあって、窓からは、南からの陽射しが暖かく注ぎこんでいる。

 そのシーンにボクが何を感じているのか、今一つ分からない。懐古なのか、後悔なのか。

 茹で上がったパスタに、たいして美味くもない缶入りのミートソースを和える。それはハッキリ言って、ゴミのような味。でも、その味の中にも、先に書いたシーンが揺らいでいる。

 そして、ウィスキーを飲みたくなる。村上春樹を無性に読みたくなる。

 春樹さんは、ずっとボクの思考の重要な部分を占めていたんだけど、ある日、ぱたっと読むことを止めてしまった。その理由は、まだ言葉になるまで形になってはいない。

 ゴミを全て平らげてしまって、鏡を見る。鏡の中にはちょっと年老いた自分が、居る。それでも、心の中には、思い出すシーンが渦巻いていて、何かを書かずにはいられなくなる。強く突き動かされる。

 「愛は、食道を通って生まれる」というのは、ボクのおじさんの言葉だ。人は、食べ物を通してつながるのだ、と。料理には、作る人のそれまでの生活、生き方が凝縮されている。それを毎日食べていれば、作る人の生活や生き方が、自分の血となり肉となる訳だ。そして、それを受け入れられるのであれば、それは愛だ、と。

 なるほど。それは一つの真実よね。

 音楽にはもちろん、記憶を揺り動かす作用があるけれど、料理にも、音楽以上に、人間の情動とか記憶とを揺り動かす力があるよね。ま、そう言われりゃそうだよね。身体の中通ってるんだから。ふむ。





 やば。原稿全然進んでないよ(泣)。


...... 2001年 06月 24日 の日記 ......
■[ NO. 79 ] 曇り
ダンシング・ヒーロー
久しぶりに寝汗をかいて目覚めた。
ボクは体調が悪いとき、大量の寝汗をかく。
もう、Tシャツがしぼれるくらいの汗。
一体どこからこんな量の水が出てくるのかってくらい。
これじゃ、太ろうと思っても太れないわな(悲)。


さてはて、原稿の直しをそっちのけで、テレ東で「ダンシング・ヒーロー」を見てしまった。これ、タイトル通り、ダンスものなんだけど、ストーリー的にはかなりベタ。それでも、そのベタさ、役者の魅力、ダンス、映像の質感が良くって、最後まで飽きずに見れる。ダンスの楽しさ、人生の素晴らしさを感じさせてくれる映画だ。

まあ、どれくらいベタかは、淀川せんせの批評をご覧あれ。
http://www.sankei.co.jp/mov/yodogawa/92/921124ydg.html


一時期、芝居をしてたとき、「戦場のピクニック」っていう演目でおっさんの役をしたときがあった。それはスペイン内乱を描いた悲劇/喜劇だったと思うんだけど、その中に「パソドブレ」が出てきた。「オーレイ」なんつって、踊るんだけど、その頃はそれほど時間もなくって、熱心にステップが練習できなかったような記憶がある。その時に参考に見たのが「ダンシング・ヒーロー」。いやはや、中盤のおっさんの迫力といったらもう、怖いくらいよ(笑)。




あ、原稿どうしよー。


...... 2001年 06月 25日 の日記 ......
■[ NO. 84 ] 曇りのち雨
密着取材
今日は初めて1人で取材。
デジカメとPCを抱えて朝9時に横浜を目指すサイトコ。
うへ。ちょー眠いよ。
でもま、お仕事だからしょーがないよね。
ところが、山手線人身事故のせいで電車が遅れて遅刻野郎。
ちょこっとブルー入りつつも、密着8時間取材敢行!うし。

しかーし。こちらの「密着取材」ってのが向こうにうまく伝わっていなくて、密着ならぬ、インタビュー主の取材になってしまったのよね。ここでミス1。

でもま、凧見つけたり、牛柄の自動販売機見つけたりして、自分ではかなりオイシイカットを撮れた気がしてたのよね。ところが後になって、全ボツをくらってしまうのよね。ふう。

で、反省点をまとめてみた。

1.先方にこちらの企画意図が十分に伝わっておらず、
 中途半端な形での取材になってしまった
2.1を予測して、ページ構成の代替案を考えていなかった
3.撮影の際に、部屋の汚れなど、気配りが足りなかった
4.デザイナーさんとの話し合いを煮詰めなかったことで、
 デザインの段階で構成が崩れた

まあ、結果としてはかなり惨憺たるもので、キャリアにはなってないような気がするなー。普段からあまり寝てない中、8時間の強行取材はかなり堪えた。でもま、初めからうまくいくヤツなんていない。次回は反省点を修正するべく、いいもんを作るぞえ。うし。


...... 2001年 06月 28日 の日記 ......
■[ NO. 86 ] 曇り
意味も無くT.REX
いや、最近T.REX聴く機会多くないスか?
そのほとんどはCMだけど。
SONYが「20th Century Boy」でしょ?
シーブリーズが「Metal Guru」でしょ?(しかし、なんつうタイトル)
あとどっかが「Get It On」使ってたでしょ。

2、3年前位からアップルとかマイクロソフトがストーンズやらデヴィット・ボウイ使い始めたのが始まりかなあ?
ちゅうことは、広告業界の主軸が70年代に10代だった40歳台になったと考えればよろしいのかなあ?

でもま、丁度レビューのネタも無かったんで、7月号はグラム2連発でイクことに。完全手抜き(笑)。


「グラムロック」はここで産声をあげた
マーク・ボラン率いるT.REXの1971年作品

『1977年に29歳の若さで交通事故死したマーク・ボラン。グラマラスな衣装とその夭折で、ミュージック・シーンに咲いた仇花とも捉えられがちだが、そのポップセンスとボラン・ブギーは永遠の輝きをもって光っている。名曲「GET IT ON」収録の傑作アルバムだ』

なんつって、T.REX聴きたくなったら、このアルバム買うよりも、最近出た980円とかのCDをオススメするよ。


...... 2001年 06月 29日 の日記 ......
■[ NO. 87 ] 曇り
ジギ−スターダスト
いやあ、これ聴いたねえ。ほんと何回も聴いた。当時18か19かあ。もう10年前だったりするんだよね…。トホホ。

「5YEARS」で鳥肌が立って、「SOUL LOVE」のイントロのミック・ロンソンのギター(ほんとか?)に感動。「STARMAN」「ZIGGY STARDUST」「Suffragette City」と一気に最後まで聴けてしまう。いや、ほんと捨て曲無いよ。このアルバム。「ZIGGY STARDUST」のイントロは友人の作道君とコピッたなあ。なつかしー。

と、とりあえず思い出はこんくらいにしてディスクレビュー。下では「自己」とかって書いたけど、デヴィッド・ボウイが描いたのはイギー・ポップだったりするんだよねえ。


地球に墜ちたエイリアン「ジギ−」に自己を仮託した
グラムロックを代表するコンセプトアルバム

『常に時代の音に敏感なデヴィッド・ボウイが、1972年に発表したグラムロックアルバム。ロックスターの苦悩を異星人「ジギ−」を通して描いた本作品は、始めから終わりまで緊張感が全く途切れない。「STARMAN」など捨て曲無しの、20世紀ロックの名盤中の名盤だ。』


...... 2001年 06月 30日 の日記 ......
■[ NO. 82 ] ぴーかん
GoFish
気分転換に観たビデオは『GoFish』。94年アメリカ作品。

東京国際レズビアン&ゲイ映画祭
http://l-gff.gender.ne.jp/2001/index.html
でも上映されてるように、まあ、レズビアンの映画。

サウンドとモノクロのトーンが心地いい、脱力できる映画でした。内容的には、レズビアンがどうとか同性愛がどうとか面倒くさいこと抜きにして、単純な恋愛映画として楽しめました。スラング(ハニー・ポット:笑)とかね。まあ、観ても損はしないという感じですよ。

逆にレズビアンということで、恋愛の形がクリアに浮かび上がるから不思議。


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