あああ。力を吸い取られたよ。ダンサーインザダーク。
もともとミュージカル映画が好きだったっていうのもあって、 (お決まりのウェストサイドストーリーとか、ジーザスクライストスーパースターとか) ダンスの方を期待してたってのがあった。 もちろん、ビョークの初映画だから見るぞ、ってのもあった。 ビョークは結構好きなのだ。 あとはカンヌのパルムドゥール賞だからねえ。
しかし、しかしである。 前情報を全く入れてなかったってのもあるけど、 ストーリーにやられてしまった。 あんなエンディングになるとは。。。 「永遠の仔」を読んだときも脱力したけど、 その結果の救いの無さに、生きる力をごっそり奪われてしまった。
もちろん、受け手の精神状態によるのだけど、 この映画は精神的に余裕がある時じゃないと観ちゃいけないと思う。
映画自体が持つパワーはスゴイものがあるから否定はしないけど、もう一度この映画を観るか、って聞かれたら「観ないかも」って答えるかな?とにかく悲しすぎるのだ。終わった後は頭がボーッとしてしまって、涙が止まらなくて。
あああ、会社休んじゃおうかな。ってな感じなのである。
行く前に新宿駅でピーター・フランクを見たのがちょっとした救いかな?(笑)
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